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2017-03

15線の嵐 - 2015.10.06 Tue

先日の嵐は過ぎ、ホッと一息。
ハウスの扉が外れたとか、ハウスバンドが何本か切れたとか、そんな程度で済んで良かった我が農園。

近所では、ハウスの倒壊・変形・農POの破れ、あるいは倒壊防止のために農POを切り落としたなんていうのが結構あり、他にもトタン屋根がはがれたりと、タダでは済まない被害が散見されます。

ハウス農家にとってハウスが潰れちゃうっていうのは、本当に恐ろしい。
まず、後片付けと復旧を考えると本当に具合が悪い。
もう少しで収穫も終わろうかと言うこの時期に、最後の追い込みもかなわず、売り上げ減に加えて復旧費用がかさむ。
さらに、復旧が遅れれば、来年の作付けにも影響する。

被害に遭った方々にはお見舞い申し上げます。


暴風のせいで、木々の葉もかなり吹き飛ばされました。
河川敷の白樺も幹が目立っちゃってますナ。
20151005_白樺の幹が目立つ

ハウスが揺れていたせいで、トマトが落果してました。
そういえば、道内でもリンゴなどの果樹農家さんも大変でしたナ。
20151003_9番ハウス





就農前の話。

2009年に移住して、1か月半ほどたった5月18日のこと。事件が起きました。
研修2年目で、午前中M好さんの圃場で作業して帰ってきたお昼休み。
ご近所から電話が・・・

「裏の納屋の屋根、飛んでるぞ」
20090518_納屋のトタン屋根剥がれる
なぬ! 見に行ったら写真の通り。
風上側から順番にめくれ上がって、畑に散乱しておりました。
M好さん宅は山影になっているので風の影響があまりなく、たいして意識もしていなかったけど、15線付近は確かに強風が吹いていたのです。
当時の天気図。(クリックで拡大)
20090518-19_天気図
やっぱり、今回と激似。


この日、午後の研修を休みにしてもらって、ため息ばかり付いてましたナ。
風がなかなか衰えなかったので、新たにトタンが飛んでも怖いし、治まるのを待ってたら、研修先のK子さんがわざわざ様子を見に来てくれ、アブナイよって言ってるのに、畑の中のトタンを集めてくれたりして・・・すっかり助けてもらいました。

まだ、ハウスの建設前の話。
当初、この納屋を生かしておく予定だったので、一応トタン張り替えの見積もりをしたら、70~80万円かかるとの話。
就農前で使ってもいない納屋・・・他にも結構痛みが来てるのに、屋根だけにそんなお金使えない。

町と相談して、納屋を潰すことになり、ハウスのレイアウトも現在の形に変わりました。
納屋は近所の大工さんにお願いして解体し、使える材料を残してもらって、翌年、母屋につなげる形でトラクターが収まる格納庫に生まれ変わりました。格安で請け負ってくれて、大いに助けられました。


あの風が吹かなければ・・・ハウスのレイアウトも異なり、格納庫もない。
今考えても、結果オーライというか、風のおかげでかえって良くなったと思えるのです。
しかも、地域の皆さんにもいろんな形で支えてもらって。

ウチのあたりは平地で、一旦吹けば風当たりは強い場所。
今回のように、ハウス倒壊に怯えたり、冬場は吹き溜まりで苦労したりですが、考えようによっては、ハウスの換気も順調に行く訳だし、悪いことばかりじゃない。


15線の風というタイトル、実はこの事件の衝撃から付いたのでした。
北海道の爽やかな風をイメージしていた方、ごめんなさいね(笑)




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井戸掘り3 - 2014.11.19 Wed


井戸掘りその3始まり始まり・・・


さて、土を埋め戻した2日後までに、欠けた土管の上にさらに1mぐらいの土管を被せ、モーターポンプを設置し、モーターに供給する電線の工事やら、その後に建つ予定の各ハウスに向けて送水するために塩ビ管の埋設などが始まりました。塩ビ管の埋設も結構大変だったっけ。
20090708_ポンプからの配管


200Vのモーターに黄色いポンプと配管。
20090708_最初の設定

業者もいい加減なもので、最初は例の欠けて低くなっている部分に井戸からのパイプを通して汲み出すつもりだったようだけど、さすがに、これじゃ雨降ったら拙いんじゃないのということになって、
20090708_問題部分


こんな感じで、被せた土管のお腹に穴を開け、汲み出すパイプを通し直しました。
土管の周りは砂利と土で固めてありますが、
欠けた土管はそのまま埋まってしまいました(笑)
20090727_雨の後1
その後、月末にかけて雨が多く、周りに水溜まりが出来てしまいました。

井戸掘りでいじった土を踏みつけたところは、落ち着いていないせいか水はけが極端に悪く、周りより微妙に低いために、井戸の周りは池のように水が溜まったのでした。
20090727_雨の後の水溜り


それでも、土管の周りだけは土を盛って高くなっていたので、井戸に泥水が入ることもなく、
町営住宅で不要になった物置をいただいて、ブロックの土台を置き、
20090810_プレハブ物置土台工事

井戸の上から物置を被せるようにして、井戸小屋の完成となりました。
20090811_プレハブ小屋設置後

ここまで来るのに、井戸を掘ってから1か月以上経ってます(笑)
20090811_井戸・ポンプ室
何せ、プレハブ物置を被せる時に、業者のユニックをお願いした以外は、キヌサヤや青ネギの作付けするのと並行して自分でやったからしょうがない。


ちょっと雨が降ると、特大の水溜まりが出来て逃げ道がないことも分かったので、思い切って明渠を掘ってもらいました。
20090811_排水用明渠掘り

この時は、しばらく業者のユンボ(バックホー)が置いてあったので、今は亡きユンボ乗りのI夫さんにお願いしたのでした。
20090811_明渠完成後
こうして明渠も完成し、とりあえず極端な水溜まりもできにくくなり、めでたしめでたし。


だったはずでした(笑)





井戸掘り2 - 2014.11.18 Tue


昨晩-9℃まで下がったりして、日中もようやくプラスになる程度の寒さが続く。
だいぶん嵩は減ったものの積雪深14cmの下川。


さて、寒いネタばかりもつまらんので、久しぶりに井戸の話その2参ります。


2009年の話。前回は、一番下の土管を置いて、その周りを大きな砂利で埋め、排水しているところで終わってました。そこからの続き。



準備されていた排水ホース、伸ばしてみると脇の排水路までは寸足らず。
で、どうするのかと思ったら、ちょうど重機が複数あったので、排水路まで足りないところを掘ってこの通り(笑)
20090706_排水中
こういう現場を踏んでいないと思いつかない方法だったワ。
普通はホースの方を伸ばそうと考えそうなもんだよね。


さて、井戸の方は、一番下に入れた土管の上に長さ4mほどの土管を垂直に置き、
20090706_土管セット

朝一で掘り出した土をどんどん埋め戻します。
20090706_埋戻し中
ここですでに後で抱え込む問題が・・・
写真で分かる通り、土管の高さと埋め戻す地面の高さがほとんど同じになっているうえに、土管の上の方が斫(はつ)ってあり、土が中に落ちそうな状態だったのです。
20090706_埋戻し拡大
要は、掘った深さに対して土管が少々短い。


まぁ、その時は、シロートの私がそんなことを気にするはずもなく、「明日、水がきれいになるまで一晩排水続けてね~」とか言われて、ほォ~と、中を覗き込んでいたものでした。

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つづく




井戸掘り1 - 2014.09.07 Sun


以前から、新規就農についてのあれこれをまとめようと思っていたのですが、経営が軌道に乗ってないうちに、さもさものように書くのもナ~、ということで、抑えておりました。

2010年春の就農から5年目、2008年の研修からだと早7年目に入り、何とか生き延びている訳だし、就農を考えている方に向けて、何某かの参考になることもあろうかと、少しずつ新規就農カテゴリの記事をアップしていこうかと思います。



今回は、井戸の話。
施設農業をやるうえでは、水道代がかからない井戸は不可欠。
国の事業に乗っかっての農地全体の工事の一部なので、井戸掘りや灌水パイプ埋設にかかった費用は分からないのですが、果たしてどんな工事をするのか・・・



2009年の7月6日のこと。

朝から1時間余り。あっという間に大型バックホーでこれだけ掘られました。
およそ7mは掘っています。
ちなみに、下川で井戸掘りと言えばのG藤さんに依頼。
20090706_井戸掘り1

土管1本埋めるためにこれだけ大掛かりになるとは思ってもいませんでした。
掘る範囲が狭いと周りから崩れてしまうので結果このぐらいになるようですね。
こうしてみると、ウチの庭のあたりは作土層がかなり分厚い。
ここを畑にしたいぐらいだワ(笑)
20090706_井戸掘り2

3m弱の作土層の下は砂と砂利の層で全然色が違う。
20090706_井戸掘り3

砂利の層から結構な勢いで水が出ました。
地面の下に、普段は意識しない水の流れがあることを実感。
20090706_井戸掘り4


水が出た後は、泥水を汲み出すためにポンプを入れ、ホースで排水路に流します。
20090706_井戸掘り5


バックホーの先の砂利がずり落ちるので、トラフの余りを堤防代わりにして、砂利が落ちてくるのを防ぎます。
20090706_井戸掘り6

一番下にあちこちに穴をあけた土管をセット。この穴から水が土管に入る仕掛けです。
20090706_井戸掘り7


その後は、粒の大きい砂利を土管の周りに順次投入。
大きなバケットを自在に操るのはさすがですナ。
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土管の周りが隠れるぐらいに砂利が投入されました。
泥が入りにくくなるようにしているのでしょうね。
砂利の範囲が周りからの水で満たされているので、今まで長時間使っても、水が枯れたことはありません。
周りから結構な勢いで水が流れ込んでいるのが分かります。

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この間もずっと、排水継続中。

長くなるのでこのつづきは、また今度ということで。





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プロフィール

コージ

Author:コージ
2010年4月、道北の下川町で新規就農した元サラリーマンの日記。
ハウスでトマト・青ネギを、露地でグリーンアスパラを作っています。

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